
年末年始 空の便 感染拡大前比で国内線8割余 国際線 約5割回復
この年末年始の空の便の利用者数は、感染拡大前の水準に比べ、国内線は8割余りに、国際線は5割ほどまで回復しました。
国内の主な航空会社によりますと、先月28日から今月5日までの年末年始の9日間に、国内の空の便を利用した人は、およそ292万人で、前の年の同じ時期に比べ10%ほど増えました。
このうち、全日空と日本航空の2社を合わせた利用者数は、感染拡大前の水準の84%まで回復しています。
一方、国際線を利用した人は、およそ33万人と、新型コロナの水際対策の緩和が進んだことに伴って、前の年の6.2倍に増えています。
感染拡大前と比べると5割ほどにとどまっているものの、全日空や日本航空によりますと、ハワイやタイのバンコクを結ぶ路線などで、ほぼ満席となった便もあったということです。