大相撲 横綱 照ノ富士が初場所休場へ ひざのけがで

大相撲の横綱 照ノ富士が、ひざのけがのため、8日に初日を迎える初場所を休場することになりました。照ノ富士の休場は3場所連続15回目で、初場所は、初日から横綱不在の場所となります。

日本相撲協会は、6日に初場所の初日と2日目の取組を発表しました。

この中で照ノ富士の取組は組まれず、初日から休場することになりました。

照ノ富士の休場は3場所連続15回目で、初日からの休場は去年11月の九州場所に続いて2場所連続です。

照ノ富士は、去年9月の秋場所、両ひざのけがで10日目から途中休場して手術を受け、その後、リハビリを経て先月、相撲を取る稽古を再開しました。

ただ、師匠の伊勢ヶ濱親方によりますと、先日の稽古で相撲を取った際に、ひざに炎症が出たということです。

伊勢ヶ濱親方は「まだ本調子ではない。きのうも病院に行って安静にしている。出場できる状態になっていない」と状況を説明しました。

また、審判部長を務める佐渡ヶ嶽親方は「ひざをしっかり治してもらって、また元気な照ノ富士になって土俵に戻ってきてほしい」と話しています。

このほか、十両以上では新型コロナウイルスのガイドラインに違反し、1場所出場停止の懲戒処分を受けた平幕の逸ノ城が初日から休場となりました。