境内に設けられた「鞠庭」では、赤や青など色鮮やかな伝統衣装を身にまとった保存会のメンバー8人が輪になってまりを蹴り始めました。
鹿の皮で作られたまりは、直径およそ20センチ、重さはサッカーボールより軽い120グラムほどで、メンバーは右足だけを使ってひざを曲げないようにしてまりを蹴り上げていました。
京都 下鴨神社で「蹴鞠初め」 色鮮やかな伝統衣装で蹴まり奉納
京都の世界遺産、下鴨神社で蹴まりを奉納して新年を祝う新春恒例の「蹴鞠初め」が行われました。
京都市左京区にある下鴨神社では、平安時代の貴族がたしなんだ蹴まりを奉納して、新年を祝う「蹴鞠初め」が毎年1月4日に行われています。


会場には伝統行事を一目見ようと多くの人が訪れ、「アリ」とか「ヤァ」といった独特の掛け声とともに蹴まりが続くと、盛んに拍手を送っていました。
京都市の60代の女性は「伝統衣装を着てゆっくり蹴り上げるのが風流でよかったです」と話していました。
京都市にある蹴鞠保存会の山本隆史理事長は「保存会としてもことし初めての行事なので、無事に奉納できて安心しました」と話していました。
京都市の60代の女性は「伝統衣装を着てゆっくり蹴り上げるのが風流でよかったです」と話していました。
京都市にある蹴鞠保存会の山本隆史理事長は「保存会としてもことし初めての行事なので、無事に奉納できて安心しました」と話していました。