渋谷区公式サイトにサイバー攻撃か 「アノニマス」が関与示唆

東京 渋谷区のウェブサイトが、3日から国際的なハッカー集団「アノニマス」からとみられるサイバー攻撃を受け、4日夜になってもつながりにくい状態が続いています。区は、警察に通報するとともに、24時間体制で復旧を進めるとしています。一方、「アノニマス」とみられるアカウントは、「区がホームレスのシェルターを閉鎖するのでウェブサイトを閉鎖する」などとツイートをしています。

渋谷区によりますと、区の公式ウェブサイトは3日からつながりにくい状態になり、4日の夜になってもサイトに接続できなかったり、つながりにくかったりする状態が断続的に発生しています。

アクセスを集中させてつながりにくくさせる「DDoS攻撃」を受けていて、区は警察に通報するとともに、24時間体制で復旧を進めるとしています。

情報流出があるかどうかは把握できていないとしていますが、新型コロナのワクチン接種の予約は別のサイトを使っているため影響は無いということです。

一方、国際的なハッカー集団「アノニマス」とみられるツイッターアカウントは、3日、「渋谷区がホームレスのシェルターを閉鎖するので区のウェブサイトを閉鎖する」とサイバー攻撃を示唆するツイートをしています。

4日も、「私たちは渋谷区と美竹公園の問題を監視し続ける」などとツイートをしています。

美竹公園で再開発工事・区は“福祉的支援重ねる”

渋谷区は路上で生活する人たちがいた美竹公園とその周辺で再開発工事を進めるため去年、仮囲いの設置工事を行い、立ち入りはできなくなりました。

区は路上生活をしている人たちには民間のアパートの提供など、福祉的な支援を重ねて対応するとしています。

一方、支援団体側は「区の支援は実態にあわない一方的なものだ」としています。

渋谷区 “路上生活者に対し手厚いサービス”

渋谷区は「窓口対応などを含め行政サービスや事業などに関する問い合わせについては担当所管でご案内をしております。区民をはじめ多くの皆さまにご不便ご迷惑をおかけしておわび申し上げます」としたうえで、「なお、渋谷区では路上生活者に対して他の自治体よりも手厚いサービスを行っています。またシェルターは公園ではなく、個別のアパートを用意していることを改めてお伝えします」とコメントしています。