国際

ウクライナ 政府高官 “同盟国になりたい” NATO早期加盟訴え

ウクライナ政府で安全保障政策を担当する高官がNHKのインタビューに応じ、アメリカとの協力関係は強固だという認識を示しながらも「同盟国になりたい」と述べ、ロシアによる軍事侵攻が続くなかNATO=北大西洋条約機構への早期加盟を改めて訴えました。
ウクライナの国家安全保障・国防会議のダニロフ書記が首都キーウでNHKのインタビューに応じました。

ダニロフ書記は、ゼレンスキー大統領が12月21日にアメリカを訪問してバイデン大統領と首脳会談を行ったことに触れ「アメリカがわれわれを見放すことはないということは確信しているし、われわれも信頼できるパートナーだということを行動で証明してきた」と述べ、ウクライナとアメリカの協力関係は強固だという認識を示しました。

ただ、ウクライナがNATOに加盟できていない現状を念頭に「私たちは同盟国になりたい。パートナーと同盟国には大きな差がある。文明社会全体にとって脅威であるロシアを倒す同盟となればもっと私たちは楽になる」と述べ、早期加盟を改めて訴えました。

そして「文明社会全体がウクライナの味方であるべきだ。私たちは、自分たちのためだけでなく民主主義や自由のために戦っている」と強調し、国際社会に一層の支援を呼びかけました。

また、12月にロシア中部の空軍基地などでウクライナ軍によるとみられる攻撃が相次ぐなか、ダニロフ書記は「必要だと思えば敵の軍事施設を破壊するのに制限はない」と述べ、今後もロシア領内の軍事基地などを対象に攻撃を行う可能性を排除しませんでした。

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