一方、高速道路でも一部で渋滞が起きていて日本道路交通情報センターによりますと、午後6時現在、▽常磐自動車道の上り線が埼玉県の三郷料金所付近を先頭に12キロ、▽名神高速道路の下り線が滋賀県の大津インターチェンジ付近を先頭に12キロ、▽東名高速道路の上り線が神奈川県の綾瀬スマートインターチェンジ付近を先頭に11キロの渋滞となっています。
Uターンラッシュのピークは▽新幹線と▽空の便が来月3日、▽高速道路が2日と3日と見込まれています。
帰省ラッシュがピーク 3年ぶり行動制限ない年末年始で混雑も
年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュは29日がピークです。3年ぶりに新型コロナウイルスによる行動制限がない年末年始を迎え各交通機関や高速道路は混雑しています。
JR各社によりますと新幹線の下りの自由席の乗車率は▽東海道新幹線の一部の列車で乗車率が100%を超え最大で150%に達したほか▽東北新幹線や上越新幹線、それに北陸新幹線も午後を中心に混雑し一部の列車で乗車率が100%を超えました。
また全日空や日本航空によりますと、国内の空の便は29日は羽田や大阪から各地に向かう便が終日、ほぼ満席となりました。
国内の主な航空会社が今月21日に発表した年末年始の9日間に国内の空の便を予約した人は270万人あまりでこのうち全日空と日本航空の2社をあわせた予約数は感染拡大前の水準の83%まで回復しています。

東海道新幹線 ホームに長い列

JR東京駅の新幹線のホームは午前中からふるさとに帰省する家族連れなどで混雑しています。このうち東海道新幹線のホームの自由席の乗車口には席を求める人たちが長い列を作っていました。
家族で福井県の実家に帰省するという43歳の男性は「新型コロナが流行し始めたころは両親も『帰ってくるな』と言っていましたがいまは地元も受け入れやすくなっていると思います。久しぶりにみんなで集まるので楽しみです」と話していました。
男性の娘の小学1年生の女の子は「そりに乗ったり雪遊びをしたりするのが楽しみです」と話していました。
台湾に住んでいるという48歳の男性は家族4人で神戸の実家に帰省する予定だということで「台湾も日本も入国規制が緩和されたので飛行機代は少し高かったですが思い切って日本に戻りました。早く親族に会いたいです」と話していました。
今回、初めて日本に旅行に来たというフランス人の女性は「来てまだ2日ですが日本の文化や食事をとても気に入っています。これから京都や奈良に旅行に行きます」と話していました。
家族で福井県の実家に帰省するという43歳の男性は「新型コロナが流行し始めたころは両親も『帰ってくるな』と言っていましたがいまは地元も受け入れやすくなっていると思います。久しぶりにみんなで集まるので楽しみです」と話していました。
男性の娘の小学1年生の女の子は「そりに乗ったり雪遊びをしたりするのが楽しみです」と話していました。
台湾に住んでいるという48歳の男性は家族4人で神戸の実家に帰省する予定だということで「台湾も日本も入国規制が緩和されたので飛行機代は少し高かったですが思い切って日本に戻りました。早く親族に会いたいです」と話していました。
今回、初めて日本に旅行に来たというフランス人の女性は「来てまだ2日ですが日本の文化や食事をとても気に入っています。これから京都や奈良に旅行に行きます」と話していました。
国内線 出発ロビーも混雑

羽田空港の国内線の出発ロビーは大きなスーツケースを持った家族連れや旅行客などで混雑し一時、手荷物検査を待つ人たちの長い列ができました。
友人の家族と一緒に大分県を旅行するという40代の男性は「人が戻っているのか駐車場もかなり混んでいると感じました。大分では家族や友人一家と温泉や観光を楽しんできたいと思います」と話していました。
子どもたちと愛媛県の実家に帰省するという30代の男性は「ことしはコロナの規制も緩くなりかなり混雑するかと思って余裕をもって空港に来ようと朝早く起きました。実家でゆっくり過ごしたいと思います」と話していました。
家族で四国に旅行に出かけるという小学3年生の女の子は「5泊で旅行をしてきます。温泉に入ったりうどんを食べたりしたいです」と話していました。また母親は「旅行中、金比羅神社にお参りに行くつもりなので来年も家族や親戚たちが健康で過ごせるようお願いしたいと思います」と話していました。
友人の家族と一緒に大分県を旅行するという40代の男性は「人が戻っているのか駐車場もかなり混んでいると感じました。大分では家族や友人一家と温泉や観光を楽しんできたいと思います」と話していました。
子どもたちと愛媛県の実家に帰省するという30代の男性は「ことしはコロナの規制も緩くなりかなり混雑するかと思って余裕をもって空港に来ようと朝早く起きました。実家でゆっくり過ごしたいと思います」と話していました。
家族で四国に旅行に出かけるという小学3年生の女の子は「5泊で旅行をしてきます。温泉に入ったりうどんを食べたりしたいです」と話していました。また母親は「旅行中、金比羅神社にお参りに行くつもりなので来年も家族や親戚たちが健康で過ごせるようお願いしたいと思います」と話していました。
空港コロナ検査所に帰省客

新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと羽田空港に設けられている検査所には抗原検査などを受けるため飛行機に乗る前の帰省客らが次々と訪れていました。
香川県の実家に帰省するという50代の会社員の男性は「コロナの規制が緩和されているといってもまだまだ油断はできない状況だと思います。実家には高齢の家族もいるのでうつしてはいけないと思って検査を受けました。ひとまず陰性が確認できたのでよかったです」と話していました。
鹿児島県の実家に帰省するという30代の男性は「今月に入って感染者数が増えてきているので心配です。検査で陰性が確認できたので少し安心して帰ることができます。帰省中もあまり人混みに行かないよう気をつけながら過ごしたいと思います」と話していました。
羽田空港に設けられているこの検査所で検査を受けるためには事前の予約が必要で時間に余裕を持って検査を受けに来るよう呼びかけています。
香川県の実家に帰省するという50代の会社員の男性は「コロナの規制が緩和されているといってもまだまだ油断はできない状況だと思います。実家には高齢の家族もいるのでうつしてはいけないと思って検査を受けました。ひとまず陰性が確認できたのでよかったです」と話していました。
鹿児島県の実家に帰省するという30代の男性は「今月に入って感染者数が増えてきているので心配です。検査で陰性が確認できたので少し安心して帰ることができます。帰省中もあまり人混みに行かないよう気をつけながら過ごしたいと思います」と話していました。
羽田空港に設けられているこの検査所で検査を受けるためには事前の予約が必要で時間に余裕を持って検査を受けに来るよう呼びかけています。
新千歳空港 再会喜ぶ家族の姿
新千歳空港の到着ロビーは、午前中から大きな荷物を持った人たちで混み合い、手を振って出迎えた家族と久しぶりの再会を喜ぶ人の姿も見られました。
1年ぶりの帰省だという都内の50代の女性は「お正月は新型コロナの影響もあるので家でおせちを食べながらゆっくり過ごす予定です。楽しみです」と話していました。
大阪から家族4人で旅行に訪れた10歳の女の子は「スキーを楽しみに北海道に来ました。夕張メロンも食べたいです」と話していました。
航空各社によりますと、新千歳空港の帰省ラッシュは29日がピークで、東京や大阪から到着する便は一部で満席となるなど、この時期の予約状況としては新型コロナの感染拡大前とほぼ同水準にまで回復しているということです。
一方、新千歳空港からのUターンラッシュは来月3日から5日にかけてピークを迎える見通しです。
1年ぶりの帰省だという都内の50代の女性は「お正月は新型コロナの影響もあるので家でおせちを食べながらゆっくり過ごす予定です。楽しみです」と話していました。
大阪から家族4人で旅行に訪れた10歳の女の子は「スキーを楽しみに北海道に来ました。夕張メロンも食べたいです」と話していました。
航空各社によりますと、新千歳空港の帰省ラッシュは29日がピークで、東京や大阪から到着する便は一部で満席となるなど、この時期の予約状況としては新型コロナの感染拡大前とほぼ同水準にまで回復しているということです。
一方、新千歳空港からのUターンラッシュは来月3日から5日にかけてピークを迎える見通しです。
九州新幹線も混雑
九州新幹線も一部の列車で自由席の乗車率が100%を超えるなど混雑しています。JR博多駅の新幹線の下り線のホームでは、東京や大阪方面からの列車が到着すると大きな荷物を持った人たちが次々と降りてきました。
大阪から福岡市におよそ2年半ぶりに帰省した子連れの30代の女性は「家から出ずにゆっくり親と話しながら過ごすと思います。孫が大きくなっていて驚くと思います」と話していました。
名古屋市から長崎の五島列島に帰省するという50代の女性は「父と母に親孝行をして家族だけで楽しみたいです。新型コロナが不安なので、実家では換気をしながら過ごしたいと思います」と話していました。
JRによりますと、下りの自由席の乗車率は、九州新幹線では午前10時40分博多発鹿児島中央行きが最高で、106%となっています。
一方、山陽新幹線は、午前9時2分新大阪発博多行きが140%などとなっています。
大阪から福岡市におよそ2年半ぶりに帰省した子連れの30代の女性は「家から出ずにゆっくり親と話しながら過ごすと思います。孫が大きくなっていて驚くと思います」と話していました。
名古屋市から長崎の五島列島に帰省するという50代の女性は「父と母に親孝行をして家族だけで楽しみたいです。新型コロナが不安なので、実家では換気をしながら過ごしたいと思います」と話していました。
JRによりますと、下りの自由席の乗車率は、九州新幹線では午前10時40分博多発鹿児島中央行きが最高で、106%となっています。
一方、山陽新幹線は、午前9時2分新大阪発博多行きが140%などとなっています。