昆虫植物写真家 山口進さん死去 「ジャポニカ学習帳」など撮影
「ジャポニカ学習帳」の表紙の昆虫の写真を長年撮影した昆虫植物写真家の山口進さんが今月23日、肝性脳症のため、山梨県北杜市の病院で亡くなりました。74歳でした。
北杜市に住む山口進さんは、三重県出身の昆虫植物写真家で、花と昆虫の共生などをテーマに、世界各地で昆虫や植物の取材や撮影を続けてきました。
小学生を中心に人気のある「ジャポニカ学習帳」の表紙の昆虫の写真を、長年、撮り続けたことで知られ、NHKの自然番組「ダーウィンが来た!」の撮影や出演にも協力していました。
家族によりますと、山口さんはことしに入り体調を崩し、入退院を繰り返していて、今月23日、肝性脳症のため、北杜市の病院で亡くなったということです。
74歳でした。