コロナとインフル同時流行懸念 厚労相“年末年始へ準備を”

厚生労働省は、年末年始に向けて新型コロナとインフルエンザの同時流行に備えるための対策会議を開きました。

会議で、加藤厚生労働大臣は全国的な状況について「新規感染者数や病床使用率は増加傾向で、救急搬送が困難になっているケースも増加している」と指摘しました。

そのうえで「年末年始は医療機関の外来の診療が通常の2割程度になると見られ、同時流行や感染拡大が生じた場合、一時的に発熱外来にかかりにくい状況が生じることも懸念される。ワクチン接種の検討に加え、検査キットや解熱鎮痛薬を早めに購入するなど準備を進めてほしい」と呼びかけました。