宇宙の安全保障構想 来夏めど策定 基本計画も見直し方針 首相

新しい「国家安全保障戦略」に沿って、宇宙の安全保障分野での対応能力などを強化するため、岸田総理大臣は、来年夏をめどに宇宙の安全保障構想を策定したうえで、3年ぶりに宇宙基本計画を見直す方針を明らかにし、関係閣僚に具体化を進めるよう指示しました。

防衛力の抜本的な強化に向けて、先週閣議決定された、新しい「国家安全保障戦略」では、自衛隊や海上保安庁などが宇宙空間での活動を強めていくことを打ち出していて。今後具体的な構想をまとめ、宇宙基本計画に反映させる方針を明記しています。

岸田総理大臣は、23日の宇宙開発戦略本部の会合で「新たな『国家安全保障戦略』の策定を受け、来年夏をめどに宇宙の安全保障構想を策定する。さらに、民生分野も含め、最新の宇宙開発動向を踏まえ、3年ぶりに宇宙基本計画を改訂する」と述べ、関係閣僚に具体化を進めるよう指示しました。

また岸田総理大臣は、日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機を、来年2月12日に打ち上げると発表されたことに触れ、「災害対応などに活用できる高解像度の観測衛星などの実装を進めていく。打ち上げコスト半減、搭載能力3割増といった特徴を最大限生かしていく」と述べました。