北海道 十勝岳 香港から登山の男性2人遭難 1人は意識不明重体

22日、北海道の大雪山系の十勝岳で香港から登山に来た男性2人が遭難し、警察に救助されましたが、このうち1人が意識不明の重体となっています。

22日午後0時半ごろ、美瑛町にある十勝岳の登山口、望岳台で、男性が監視員に「一緒に山を登っていた2人とはぐれた」と伝えました。

通報を受けた警察が救助に向かったところ、午後5時ごろ望岳台から山頂に向かって500メートルの付近で男性2人を見つけましたが、このうち1人が意識不明の重体となっています。

もう1人は救助隊に付き添われて自力で下山し、命に別状はないということです。

警察によりますと、3人はいずれも香港から来た登山客で、22日午前6時半ごろ望岳台から十勝岳に入り、山頂まで行く前に引き返して下山する途中だったということです。

捜索の当時、現場は猛吹雪で視界が悪かったということで、警察が詳しい状況を調べています。