
沖縄 尖閣沖 中国海警局の船4隻が一時領海侵入
21日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入した中国海警局の船4隻が、およそ1時間半にわたって領海内を航行し、正午すぎまでにいずれも領海を出ました。海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
第11管区海上保安本部によりますと、21日午前10時半すぎから午前11時前にかけて、尖閣諸島の久場島の沖合で日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船4隻が相次いで領海に侵入しました。
4隻はおよそ1時間半にわたって領海内を航行したあと、午後0時20分までにいずれも領海を出ました。海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
ことし、尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは、先月25日以来、27件目です。