年末年始の新型コロナ対策 首相が全国知事会などに協力を要請

岸田総理大臣は、全国知事会などに対し、年末年始を前に医療体制の確保や住民への感染防止の呼びかけなど新型コロナ対策への協力を要請しました。

総理大臣官邸では20日午後、岸田総理大臣と全国知事会など地方6団体との会合が開かれました。

岸田総理大臣は、新型コロナ対策について「感染が拡大しやすい年末年始を迎えることから、救急搬送や外来などの医療体制の確保、換気の呼びかけなどに協力をお願いしたい」と要請しました。

これに対して、全国知事会の会長を務める鳥取県の平井知事は「年末年始には厳しい状況もあるのではないかと覚悟している」と述べ、国と協力して対応する考えを伝えました。

そのうえで、「感染症の今の局面を分析し、ふさわしい対策に変えていく必要がある」と述べ、実態に即した対策を要望しました。