現役ドラフトで広島に移籍の戸根千明「広島を盛り上げたい」

プロ野球でことし初めて行われた現役ドラフトで、巨人から広島に移籍した戸根千明投手が会見し「広島県は人情あふれる熱い人が多いイメージ。僕も熱い人間なので負けじと広島を盛り上げたい」と意気込みを語りました。

「現役ドラフト」は、出場機会に恵まれない選手に活躍の場を与えようと、各球団がリストアップした現役選手をほかの球団が指名して獲得できる制度で、広島は、巨人で通算158試合に登板している左投げの戸根投手を獲得しました。

戸根投手は19日、広島市のマツダスタジアムで入団会見を行い「カープに移籍するのは青天のへきれきだったが新天地で活躍する場をもらえてうれしい。短いイニングで力を出せるタイプで、左バッターを抑える自信を持っている。どんな場面でも投げる気持ちでいたい」と意気込みを語りました。

そのうえで、「広島県は人情あふれる熱い人が多いイメージだ。僕も熱い人間なので負けじと広島を盛り上げたい」と話しました。

戸根投手は30歳。

平成27年にドラフト2位で巨人に入団して中継ぎで起用され、8年間で通算5勝2敗3セーブ、防御率3.96の成績を残しています。

戸根投手の背番号は、現役ドラフトで広島から楽天に移籍した正隨優弥選手がつけていた「49」に決まりました。