中国 対面授業を再開も 一部地域で感染拡大し混乱広がる

中国では、新型コロナウイルスの感染対策の緩和を受けて、各地の学校で対面での授業を再開させる動きが進んでいます。ところが、上海など一部の地域では感染の拡大に伴って19日から再びオンライン授業に切り替えられるなど学校現場でも混乱が広がっています。

中国では、今月7日に新型コロナウイルスの感染対策が緩和されたことを受けて各地の学校でオンライン授業をやめて対面での授業を再開させる動きが進んでいます。

ところが感染が拡大するなか、上海では生徒と教師の安全と健康を守るためだとして19日から中学3年生と高校3年生を除いて市内のすべての学校で再びオンライン授業に切り替えることを決めました。

上海にある日本人学校では児童や生徒、それに教師にも感染者が出ていることなどから、今月14日からオンライン授業となっています。

また、江蘇省南京でも19日から中学3年生と高校2、3年生を除いて市内のすべての学校で再びオンライン授業に切り替えるということで、感染の拡大に伴って学校現場でも混乱が広がっています。