鹿児島市で初雪 桜島では初冠雪を観測 市郊外で20cmほど積雪も

鹿児島地方気象台は18日9時ごろ、鹿児島市内で雪が降っていることが確認されたとして、初雪が観測されたと発表しました。鹿児島市の初雪の観測は昨シーズンより8日、平年より19日早くなりました。

また標高1117メートルの桜島では、18日8時ごろ5合目付近まで雪が積もっていることが確認されたとして気象台が初冠雪を観測したと発表しました。桜島の初冠雪の観測は昨シーズンより26日早く、平年と同じ時期となっています。

市郊外では10~20cmほどの積雪

鹿児島市の郊外にある牟礼岡地区では住宅の屋根や道路に10センチから20センチほどの雪が積もっていました。雪は、強い風とともに降り積もり、道行く人たちは足が滑らないよう慎重に歩いていました。

近くに住む50代の女性は「あしたは仕事なので、これから急いでスタッドレスタイヤに交換します」と話していました。また中学2年生の男の子は「こんなに雪が降るとは思いませんでした。薄着で出てきてしまったので、とても寒いです」と話していました。