ワクチン接種 定員に達するところも “予約は早めに”

年末年始を控え、都内にある新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場では週末を中心に予約が埋まる日が増えていて、早めの予約を呼びかけています。

東京 千代田区に設けられている自衛隊の大規模接種会場では、月曜から土曜までの6日間で合計6000人分の予約枠を設けていて、どこに住んでいる人でも接種を受けることができます。

先月初めごろから予約が増えはじめ、週末を中心に予約が埋まる状況が続いていて、今週も金曜日と土曜日はすでに定員に達しています。

接種に訪れた横浜市に住む40代の女性は「年を越す前に受けておこうと思いました。住んでいる場所の制限がないので助かりました」と話していました。

会場では来週、年内最後の予約を受け付ける予定で、山本哲生会場長は「月曜日の午後3時に翌週分の予約ができるようになるので早めに予約してほしい」と話していました。

また、東京都が4か所に設置している大規模接種会場では、事前に予約した人と予約していない人で一日最大7800人が接種できますが、先月から接種に訪れる人が増えたため、予約枠を多めに設定する日が増えているといいます。

ホームページでは、予約枠が50以上空いている日もあり、都の担当者は「人の移動が多くなる年末年始に備え希望する人が年内に接種できるよう予約枠を調整しています。5分おきに予約状況を更新しているので、こまめにホームページを確認してほしい」としています。