秋篠宮ご夫妻 国際生物学賞の授賞式に出席 東京

秋篠宮ご夫妻は、生物学の分野で優れた業績を上げた研究者に贈られる国際生物学賞の授賞式に出席されました。

国際生物学賞は、生物学の研究に熱心だった昭和天皇の在位60年を記念して設けられた賞で、授賞式は秋篠宮ご夫妻も出席されて東京 上野の日本学士院会館で行われました。

ことしの受賞者の塚本勝巳東京大学名誉教授は、長年謎に包まれていたニホンウナギの産卵場所が太平洋の西マリアナ海れい周辺であることを発見したことなどが高い評価を受けました。

授賞式では、代理で出席した妻の美砂さんと、新型コロナウイルスの影響で授賞式が延期になった去年の受賞者、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校のティモシー・ダグラス・ホワイト教授に表彰状が贈られました。
このあと、秋篠宮さまは「ご研究が今後さらに進展していくことを願うとともに、生物学分野が一層深まっていくことを祈念します」などとおことばを述べられました。