
ワールドカップ アルゼンチンが決勝進出 クロアチアに快勝
サッカーワールドカップカタール大会の準決勝、アルゼンチン対クロアチアは、アルゼンチンがエースのリオネル・メッシ選手の活躍で3対0で勝ち、2大会ぶりの決勝進出を決めました。
【詳しいデータはこちら】アルゼンチン3-0クロアチア

36年ぶり3回目の優勝を目指すアルゼンチンと、決勝トーナメントで日本やブラジルを破った前回大会準優勝のクロアチアの準決勝の試合は、カタールの首都ドーハ近くにあるルサイルスタジアムで日本時間の14日午前4時から行われました。

試合はアルゼンチンが前半34分にメッシ選手がペナルティーキックを決めて先制しました。
メッシ選手は、このゴールが今大会5点目で得点ランキングトップに並びました。
メッシ選手は、このゴールが今大会5点目で得点ランキングトップに並びました。

さらに39分には、フォワードのフリアン・アルバレス選手が、ゴール前で相手守備陣を振り切ってシュートを決めて追加点を奪いました。
後半に入るとクロアチアが積極的に仕掛けてゴールを狙いましたが、アルゼンチンは得点を許しませんでした。
後半に入るとクロアチアが積極的に仕掛けてゴールを狙いましたが、アルゼンチンは得点を許しませんでした。

そして24分に、メッシ選手が得意のドリブルで右サイドを突破し、メッシ選手からのパスをゴール前で受けたアルバレス選手が決めてクロアチアを突き放しました。

この結果、3対0で勝ったアルゼンチンが2大会ぶりの決勝進出を決め、1986年のメキシコ大会以来、36年ぶりとなる優勝まであと1勝としました。
メッシ「家族やみんなが喜ぶのを見てすごく感動」

アルゼンチンのエース、リオネル・メッシ選手は試合後のインタビューで「いろんなことが頭をよぎる。家族やみんなが喜ぶのを見てすごく感動している。ワールドカップを通して信じられないような体験をしている」と喜びを語りました。
そして「1次リーグ初戦で敗れたが、このチームは前に進めると信じていた。つらい時も良い時もあったが再びすばらしい舞台を経験できるので、ここに来ている人たち、それにアルゼンチンで応援してくれているみんなと楽しみたい」と2大会ぶりとなる決勝に向けた思いを語りました。
そして「1次リーグ初戦で敗れたが、このチームは前に進めると信じていた。つらい時も良い時もあったが再びすばらしい舞台を経験できるので、ここに来ている人たち、それにアルゼンチンで応援してくれているみんなと楽しみたい」と2大会ぶりとなる決勝に向けた思いを語りました。
クロアチア 2大会連続決勝ならず

日本とブラジル、いずれの対戦でも先制を許しながら、同点に追いつき、ペナルティーキック戦を制して勝ち上がってきたクロアチア。
スペイン1部リーグの強豪、レアルマドリードに所属する37歳のミッドフィルダー、ルカ・モドリッチ選手を中心に攻めましたが、得点は奪えず、2大会連続の決勝進出はなりませんでした。クロアチアは3位決定戦に回ります。


集大成のメッシ “神の子” を越えられるか アルゼンチン代表

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