北日本～西日本 風雪強まる 15日にかけ暴風・猛吹雪などに警戒

気象庁によりますと、日本付近は冬型の気圧配置が強まりこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいて、北日本から西日本の日本海側を中心に雪が降っています。

各地で積雪が増え、午後8時の積雪は、
▽青森県の八甲田山系の酸ヶ湯で1メートル30センチ
▽北海道幌加内町で72センチ
▽福井県の大野市九頭竜で22センチ
▽青森市で21センチ
▽兵庫県の香美町兎和野高原で11センチ
▽広島県北広島町の八幡で7センチなどとなっています。

各地で風も強まり、
▽北海道のえりも岬で午後6時すぎに33.9メートル
▽北海道釧路市で午後8時前に26.9メートルの
最大瞬間風速を観測しました。

今後の見通しです。

北日本では15日の夜遅くにかけて荒れた天気が続き、日本海側では局地的に大雪になるおそれもあります。

15日にかけての最大風速は
▽北海道と東北で20メートル
▽北陸と近畿で18メートル

最大瞬間風速は
▽北海道で35メートル
▽東北と北陸、それに近畿で30メートルと予想されています。

また、海上は波が高まり、波の高さが6メートルの大しけとなる見込みです。

気象庁は暴風や高波に加え、猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響に警戒するよう呼びかけています。

北陸や西日本の日本海側などでは、今シーズン初めての雪となっているところもあり、車のスリップ事故などにも注意してください。

また、15日は各地でさらに冷え込み最低気温は
▽北海道北見市でマイナス11度、
▽岩手県盛岡市でマイナス4度、
▽さいたま市でマイナス1度、
▽東京の都心で3度と予想されていて、
体調の管理にも注意するようにしてください。