総務相の記者会見 感染対策のアクリル板を撤去 2年ぶり

13日の総務大臣の記者会見では、感染対策のため設置されていたアクリル板が、2年ぶりに外されました。総務省は「記者席との間に十分な距離を確保しており、感染リスクは低いと判断した」としています。

原則、週に2回、閣議のあとに行われている総務大臣の記者会見では、おととしの9月から新型コロナの感染対策のため、大臣と記者席の間にアクリル板が設置されていました。

13日、2年3か月ぶりにそのアクリル板が外され、記者会見が行われました。

総務大臣は原則、マスクを外して会見に臨んでいますが、総務省は「記者席との間に十分な距離を確保しており、換気も十分であり、感染のリスクは低いと判断した」としています。

松本総務大臣は「命を守り、健康を確保することが重要なことは申し上げるまでもないが、科学的な対策をしっかりやりながら、前向きな姿勢を示すということでこのような形とした」と述べました。

閣僚の記者会見では、加藤厚生労働大臣も先週からアクリル板を外して行っています。