京都市下京区の公園には、夫婦やカップルなどおよそ10組が集まり、高さおよそ1.5メートルの「叫び台」に上がって、感謝や愛のことばを次々に叫びました。
このうち、京都府向日市の70歳の男性は、結婚して48年になる妻に対して「結婚して世界一幸せにすると言いましたが、世界一幸せになったのは俺でした。ありがとう」と叫び、感謝の気持ちを伝えていました。
また京都市中京区の45歳の男性は、妻と娘に向けて「けんかもするけど3人でずっと一緒にいたい。これからもよろしく。いつもありがとう、愛してるよ」と叫びました。
男性は、「ふだんから感謝はしていますが、ことばで伝えることはなかなかできていないのでいい機会でした。大きな声で伝えることで、気持ちも引き締まりました」と話していました。
男性の妻は、「叫ぶ前は恥ずかしくて嫌でしたが、実際に聞くと感動して泣いてしまいました」と話していました。
京都市中心部の公園で 感謝や愛のことばを大声で叫ぶイベント
日頃口にしづらい家族への感謝の気持ちや恋人への愛のことばなどを大声で叫ぶイベントが、京都市中心部の公園で開かれました。
「京都の中心で愛をさけぶ」と題したイベントは、日頃恥ずかしくて、ことばにしづらい素直な気持ちを伝える機会にしてもらおうと、京都市の結婚相談所などが企画しました。

