社会

コロナで中止「神戸ルミナリエ」 代わりの展示イベント始まる

新型コロナの影響で3年連続の中止が決まった「神戸ルミナリエ」の代わりに、これまでに飾られたイルミネーション作品の一部を展示し、音楽の演奏と一緒に楽しむイベントが行われています。
神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災が起きた平成7年から記憶の継承と犠牲者の鎮魂を願って例年12月に行われ、神戸の夜をイルミネーションで照らしてきましたが、3年連続でことしも中止となりました。

代わりに、去年と同じく神戸ルミナリエで使われてきた作品の一部を展示することになり、神戸市中央区の4つの会場には今月18日にかけて合わせて9つの作品が展示されています。

このうちメイン会場の東遊園地には、イタリア語で「音楽の家」を意味する『カッサアルモニカ』という作品が展示され、その中のステージで毎晩、音楽が演奏されます。

9日午後6時から行われたオープニングセレモニーでは、地元の小学校の合唱団が復興を願って作られた『しあわせ運べるように』という歌を合唱しました。

訪れた30代の女性は「ルミナリエが行われないのは残念ですが、イベントは子どもたちに震災の話をするきっかけになるので続けてほしいです」と話していました。

組織委員会事務局の本田雅也さんは「コロナ禍でも震災の記憶を継承するために代替事業を続ける意味を感じながら作品を楽しんでもらいたいです」と話していました。

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