競馬 福永祐一騎手引退へ 調教師試験に合格 歴代4位の2613勝
JRA＝日本中央競馬会でG1レースの34勝を含む歴代4位の通算2613勝をあげている福永祐一騎手が、調教師の試験に合格し、来年2月で騎手を引退することになりました。
JRAは8日、来年度の新規調教師免許の試験に、福永騎手が合格したことを発表しました。
福永騎手は滋賀県出身の45歳。9年連続で年間最多勝を記録するなど「天才」と呼ばれながらレース中の落馬で騎手生命を絶たれた、父、洋一さんの影響で騎手を志し、1996年にデビューしました。
デビュー戦で勝利をあげるなど1年目から才能を発揮して勝ち星を重ね、4年目にはプリモディーネで初めてのG1レースとなる桜花賞を制しました。
その後もトップジョッキーとして活躍し、2018年には父が成し遂げられず、福永騎手自身が「福永家の夢」と語っていた、悲願の日本ダービー制覇をワグネリアンで果たしました。
さらに2年後の2020年には、コントレイルで皐月賞、日本ダービー、菊花賞のクラシックレースを制し、史上3頭目となる無敗の三冠馬に導きました。
ことしも皐月賞などG1レースの2勝を含む96勝をあげていて、全国リーディングの6位につけています。
通算では、G1レースの34勝を含む歴代4位の2613勝をあげているほか、海外でもアメリカやUAE＝アラブ首長国連邦のG1レースを勝ち、実績を残しました。
福永騎手は、来年2月で騎手を引退し、調教師になる準備を始めるということです。
福永騎手は今後の抱負について「大変うれしく思うし、いよいよなんだとワクワクしている。騎手として多くのトップトレーナーと関わりをもたせてもらい、そうした方々の技術も目の当たりにしてきたので、参考にしながら自分のスタイルを築き上げていきたい。馬にとってベストな選択ができる調教師でありたい」と話しました。
ことしも皐月賞などG1レースの2勝を含む96勝をあげていて、全国リーディングの6位につけています。
通算では、G1レースの34勝を含む歴代4位の2613勝をあげているほか、海外でもアメリカやUAE＝アラブ首長国連邦のG1レースを勝ち、実績を残しました。
福永騎手は、来年2月で騎手を引退し、調教師になる準備を始めるということです。
福永騎手は今後の抱負について「大変うれしく思うし、いよいよなんだとワクワクしている。騎手として多くのトップトレーナーと関わりをもたせてもらい、そうした方々の技術も目の当たりにしてきたので、参考にしながら自分のスタイルを築き上げていきたい。馬にとってベストな選択ができる調教師でありたい」と話しました。
