
旧築地市場の跡地 再開発進める事業者の募集開始 東京都
東京都は、旧築地市場の跡地で再開発を進める事業者の募集の受け付けを7日から始め、再来年の3月ごろに決めることにしています。
豊洲市場への移転に伴って4年前に閉鎖された旧築地市場の跡地はおよそ23ヘクタールあり、都は、このうちおよそ19ヘクタールを水上交通などを活用した新たな交流拠点とする方針です。
具体的には、船着き場の近くに飲食店などのにぎわい施設や、1万人以上を収容できる大規模な集客施設などを整備する計画で、今後、事業者が70年間の期限付きで都から土地を借りて再開発を進めることになります。
都はこのほど、土地の貸付料を年間で最低101億円と決め、7日から9日にかけて再開発を進める事業者の募集を受け付けます。
都は来年8月に事業者から提案書を受け付け、その後、専門家でつくる審査委員会で提案内容や、土地の貸付料などを審査し、再来年の3月ごろに決めることにしています。