ワールドカップ モロッコがPK戦制し初のベスト8 スペイン敗退

サッカーワールドカップカタール大会の決勝トーナメント1回戦、モロッコ 対 スペインは、モロッコがペナルティーキック戦を制し、初めてとなるベスト8進出を決めました。

1次リーグのグループFを1位で突破したモロッコと、日本と同じグループEで2位のスペインとの対戦は、ドーハ近くにあるエデュケーション・シティスタジアムで日本時間7日の午前0時から行われました。

試合は、スペインがボール保持率が60%を超える得意のパス回しで終始ゲームをコントロールしながらチャンスをうかがいました。

しかし、モロッコは1次リーグ3試合でわずか1失点の堅守を誇り、ゴール前をしっかりとかためて得点を許しませんでした。

そして、延長も含めて120分間で決着がつかず、0対0のままペナルティーキック戦に突入しました。

ペナルティーキック戦で、スペインは途中出場したパブロ・サラビア選手が最初のキッカーを務めましたが、ゴールポストにはじかれると、その後もモロッコのゴールキーパー、ヤシヌ・ブヌ選手の好セーブに阻まれ、3人連続で失敗します。

対するモロッコは4人中3人が決め、ペナルティーキック戦を3対0で制し、初のベスト8進出を決めました。

アフリカ勢のベスト8進出は2010年のガーナ以来、4回目で、アフリカ勢初のベスト4進出を目指します。

一方、スペインはワールドカップで5回目のペナルティーキック戦となり、史上最多となる4回目の負けを喫しました。

スペイン ブスケツ主将 「敗退の経験 生かさなくては」

スペインのキャプテンで、ペナルティーキック戦では3人目で蹴ったセルヒオ・ブスケツ選手は「今夜の試合は難しく、つらいものだった」と短いことばで振り返りました。

そのうえで、ブスケツ選手は「スペインはダイナミックだが、若いチームだ。もっと強くなるためにこの敗退の経験を生かさなくてはいけない」と話していました。