弁護士会によりますと、障害者施設での心理的虐待などを訴える相談や、体に障害がある人から、「駅のエレベーターの場所が不便で、特に雨の日は使いづらい」といった、公共交通機関のバリアフリーに関する声なども日頃から寄せられているということです。
第二東京弁護士会の大澤美穂子弁護士は「障害がある人たちは日常生活でさまざまな問題に直面しています。すべてをすぐに解決できるわけではありませんが、一助になればと思うので、ささいなことでも相談してほしい」と話していました。
相談の受け付けは6日午後4時までで、
▽電話は03-3593-1270
▽FAXは03-3593-1274です。
障害者週間にあわせ弁護士が無料相談会「障害者の人権110番」
障害のある人やその家族などからの相談に弁護士が無料で応じる、「障害者の人権110番」が行われています。
相談会は今月3日に始まった障害者週間に合わせて東京の3つの弁護士会などが開き、障害のある人やその家族などからの相談に弁護士が電話とFAXで無料で応じています。
午前中は、「親族が精神科病院に長期入院中で、住民票を移したいが、障害年金の受け取りなどに影響はないか」といった相談が寄せられ、弁護士が「病院の住所には登録できないので、支援可能な親族のもとに移してはどうか」などとアドバイスしていました。
