先端半導体国産化目指す「Rapidus」ベルギー研究機関と連携へ

日本の主要な企業8社が出資し、先端半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus」は、高い技術力を持つベルギーの研究機関と連携し、研究開発を進めていくことになりました。

トヨタ自動車やNTTなどが出資する「Rapidus」は、自動運転やAI=人工知能など次世代の産業に欠かせない先端半導体を2027年をめどに量産化することを目指しています。

新会社では、これまで日本の半導体産業が国内を中心に開発を進め、優れた技術を持つ海外勢と連携してこなかったことを教訓に欧米との共同研究を加速させる方針です。

関係者によりますと、今回はその第一弾として、ベルギーの研究機関「imec」と技術協力を進めることになり、6日、両者のトップが西村経済産業大臣らの立ち会いのもと覚書を交わすことにしています。

「imec」には、先端半導体の開発に欠かせない回路の幅をできるだけ細くする技術に強みがあるということです。

このため「Rapidus」としては、日本から技術者を派遣するなどして、人材育成につなげるほか、今回の連携を皮切りにほかの研究機関や企業とも技術的な関係を強化し、世界のニーズにあった半導体の開発を目指すことにしています。