また、高校卒業3年目の奥川恭伸投手も球団と交渉しました。
奥川投手は、昨シーズン9勝を挙げるなどリーグ優勝と日本一に貢献しましたが、今シーズンは右ひじのけがで長期離脱して1試合の登板にとどまり、いずれも推定で900万円ダウンの年俸2700万円で、来シーズンの契約を更改しました。
また、来シーズンから背番号が現在の「11」から球界でエースナンバーと呼ばれる「18」に変わります。
奥川投手は、手術はしないのかという記者に質問に対し「いろいろ考えてそういう決断をした」と話したうえで「パワーアップして復活し、チームの力になりたい」と来シーズン中の復帰を目指しています。

ヤクルト 球界最年長 石川 現状維持の年俸9000万円で契約更改
プロ野球で来シーズン球界最年長となるヤクルトの42歳、石川雅規投手が現状維持の推定年俸9000万円で来シーズンの契約を更改し、「年齢にとらわれずルーキーの気持ちでやることが大事」と意気込みを述べました。
石川投手は、今シーズン6勝4敗で入団から21年連続で白星をマークし、7月にはプロ野球史上28人目となる通算3000投球イニングに到達しました。
プロ野球では、今シーズンかぎりで中日の福留孝介選手とオリックスの能見篤史投手が引退したため、42歳の石川投手が来シーズン球界最年長となります。
石川投手は5日、都内の球団事務所で球団と交渉し、現状維持の推定年俸9000万円で22年目となる来シーズンの契約を更改しました。
石川投手は「来シーズンも契約していただいてうれしいし、契約更改は何回やっても身が引き締まる。しっかり準備をしないといけないと思った」と心境を語りました。
球界最年長になることについては「年齢や実績関係なく、野球がうまい人が試合に出る。年齢にとらわれることなく、ルーキーの気持ちでやることが大事」と意気込みを示しました。
石川投手は通算183勝で200勝まであと17勝としていて、「200勝の目標が大きな原動力となっている。目の前の試合を必死に、大事に投げ抜いて勝てたらいい」と話していました。
奥川恭伸 900万円ダウンの年俸2700万円で契約更改
