
プロ野球 新コミッショナー 榊原定征氏が就任 経団連元会長
プロ野球の新しいコミッショナーに、経団連の元会長、榊原定征氏が就任しました。
プロ野球では、斉藤惇コミッショナーの後任として、ことし7月に榊原氏の内定が決まり、5日に開かれたNPB=日本野球機構の理事会で正式に就任が決まりました。
15代目のコミッショナーを務める榊原氏は79歳。大手繊維・化学メーカー「東レ」の元会長で、経団連の会長も務めました。
榊原氏は、東京証券取引所の社長などを務めた14代目の斉藤コミッショナーと2代続けて経済界出身のコミッショナーとなります。
NPBの井原敦事務局長によりますと、就任に際して榊原氏は「プロ野球の魅力の向上、事業の拡大、国際化の推進、これらの3点をコミッショナーとして課題として捉える」と話したということです。