富山の認定こども園 元保育士ら2人 暴行の疑いで書類送検へ

富山市の認定こども園で、職員が園児の足をつかんで引きずるなどしていた問題で、警察が元保育士ら2人を暴行の疑いで書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

富山市の認定こども園「本郷町保育園」では、ことし7月から8月にかけて当時、勤務していた20代の女性保育士が、3歳未満の3人の園児に対し足をつかんで引きずったり棒で体をつついたりしていたことが明らかになっています。

警察は、市からの連絡を受けて園の関係者に事情を聴くとともに園内に設置されていた防犯カメラを分析するなど捜査していましたが、この元保育士を6日にも暴行の疑いで書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

また、防犯カメラの分析から別の20代の女性職員もいすを引っ張って座っていた園児を転ばせていたことが分かり、この職員も暴行の疑いで書類送検する方針です。