ワールドカップ 日本代表 クロアチア戦に向け公式練習

サッカーのワールドカップカタール大会に臨んでいる日本代表は4日、史上初のベスト8進出がかかる決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦に向けて公式練習を行い、キャプテンの吉田麻也選手などが調整に臨みました。

サッカーの日本代表はワールドカップカタール大会、1次リーグのグループEを1位で突破し、5日に行われる決勝トーナメントの1回戦で、前回ロシア大会で準優勝したクロアチアと対戦します。

日本はこれまで決勝トーナメントに進んだ3つの大会でいずれも1回戦で敗れており、4回目の挑戦で史上初のベスト8進出をねらいます。

クロアチア戦を翌日に控えた4日、日本の選手たちは午後4時半からドーハにあるトレーニング施設で公式練習を行いました。

報道陣に公開された冒頭の15分間では、キャプテンの吉田麻也選手やボランチの遠藤航選手、それに攻撃の切り札と期待される三笘薫選手などがランニングやボール回しを行っていました。

一方、体調不良のため3日の練習に参加せず宿舎で静養した久保建英選手はこの日も全体練習に参加しませんでした。

クロアチア戦は現地時間の5日午後6時、日本時間の6日午前0時から始まります。

吉田麻也「非常にいい状態」

キャプテンの吉田麻也選手は「過度に緊張してないと思うし、非常にいい状態だ。コスタリカ戦の失敗もあってみんな引き締めるところはしっかり引き締めているし、もう1つ勝って日本の歴史を塗り替えたいという高いモチベーションでやれている」と話しました。

そのうえで「個人的にはこの4年間、ずっとこの日を待ちわびてやってきたので熱い試合になると思う。世界中の日本代表のファンの皆さんと一緒に戦って新しい歴史を築きたい」と話していました。

三笘薫「何としても歴史変えたい」

ここまですべての試合で途中出場しスペイン戦の決勝ゴールを演出するなど攻撃を活性化させている三笘薫選手は「スペインやドイツよりも少しはボールを持てる機会が多くなると思う。より高い位置でボールを持ったときは1対1を仕掛ける回数が増えると思うのでそこが勝負だと思う。一方で引いたときの守備も徹底しないといけないので状況を見極めながらプレーしたい」と話しました。

そして初のベスト8にむけては「この1試合を勝つか勝たないかで日本のサッカーも変わってくると思うし、ここで負けてしまえばやっぱりまた4年間ベスト8のために頑張るという長い戦いが始まってしまう。ここまで来た以上、何としても歴史を変えたい」と意気込んでいました。

伊東純也「どんどん仕掛けていきたい」

伊東純也選手は「クロアチアは中盤の3人がうまく守備もしっかりしているチームだが、まずは自分たちが失点しないことが大事だ。『ショートカウンター』の形が今はまっていて、どんな相手にも通用すると思うのでそこはねらっていきたい」と話していました。

そのうえで「前線でボールを受けることができればどんどん仕掛けていきたい。ドイツとスペインに勝って日本の皆さんも盛り上がってくれていると思うし次もしっかり勝って喜んでもらたい」と話していました。

遠藤航「けがは問題ない」

遠藤航選手は心配されたけがの状態について「しっかりとけがを回復させることにフォーカスしてこの試合に合わせて調整させてもらったのでまだ少し痛みはあるけれど問題はない」と話しました。

また対戦するクロアチアの印象を聞かれると「中盤の選手たちがいい選手なのは分かっているがそういう選手と対戦できることがワールドカップだと思うしいつもどおり自分のよさを出すだけだ。最終的に勝負を決めるのはどちらが本当に勝ちたいという強い気持ちを持てるかだと思うのでその気持ちをしっかり出していきながら、日本の歴史を変えたいと思う」と意気込んでいました。

南野拓実「自分たち自身を信じ切って戦う」

南野拓実選手はクロアチア戦に向けたチームの状態について「今までどおり、浮き足立つことなく大きなチャレンジに向かって準備できている。ドイツ戦やスペイン戦と同じように自分たち自身を信じ切って、最後まで勝利のために戦いたいと思う」と話しました。

そのうえで「チームの勝利のためにゴールやアシストで結果を残したいし勇気を持ってプレーしたい。自分たちが日本の歴史を変える瞬間を応援してくれるたくさんの方たちと一緒に見ることができればうれしい」と意気込みを述べました。

酒井宏樹「壁を必ず越えたい」

1次リーグ初戦のドイツとの試合のあとからケガでチームを離れ、3日、10日ぶりに全体練習に復帰した酒井宏樹選手は「スペイン戦は、サポーターの方と同じ心境で『とにかく勝ってくれ』と祈りながら見ていた。チームが勝ち進んで再びこうやってみんなと一緒に練習できて試合に臨めることがとてもうれしい」と話しました。

クロアチア戦に向けては「チームとしてそこまでカラーがあるわけではないが試合の状況に応じて臨機応変に対応できる大人な選手が多い印象だ。相手に向かっていく気持ちをしっかりと持ってこれまで越えられなかった壁を必ず越えたい」と意気込んでいました。

守田英正「目の前の試合 100%で臨む」

ボランチの守田英正選手は「やっとここまで来たと感じている。組分けもすごくきつくて難しい中でも一致団結してチームが1つになって1次リーグを突破できた。すごくいい雰囲気だし試合が楽しみだ」と話しました。

そのうえで「ベスト8はチームとして掲げてきた目標だがそこに引っ張られすぎずに目の前の試合に100%で臨むことが非常に重要だ。試合が終わったときに勝ってベスト8をつかめていればいい。ここまで来たら戦術うんぬんではなく最後は気持ちがものを言うと思うので選手の戦う姿を見てほしい」と話していました。