日本は、現地時間の今月5日午後6時、日本時間の6日午前0時から初のベスト8進出をかけて前回大会準優勝のクロアチアと対戦します。
試合に向けてコンディションが心配されていた守備の要の冨安健洋選手と遠藤航選手がこの日はいずれも全体練習のメニューをこなしたほか、別メニューでの調整が続いていた酒井宏樹選手も10日ぶりに全体練習に復帰し明るい表情でランニングなどを行いました。
一方で、スペイン戦で先発するなどここまで2試合に出場している久保選手は体調不良のため練習を欠席し、宿舎で静養しました。

ワールドカップ 日本代表が練習再開 久保は体調不良で欠席
サッカーのワールドカップカタール大会に臨んでいる日本代表は、現地時間の5日に行われる決勝トーナメント1回戦のクロアチアとの試合に向けて練習を再開しました。
ほとんどの選手が全体練習をこなした一方で、ミッドフィルダーの久保建英選手が体調不良のため欠席しました。
ワールドカップカタール大会に出場している日本は、今月1日に行われた1次リーグ第3戦のスペインとの試合に勝ってグループEの1位で決勝トーナメント進出を決めました。
スペイン戦の翌日の2日はオフとなり体を休めた選手たちは3日から練習を再開し、冒頭のおよそ15分間が報道陣に公開されました。

田中碧「ボールを奪いに行く回数をより増やす」

スペイン戦で決勝ゴールを挙げた田中碧選手は「クロアチアはすごくタフなチームだし、とくに中盤の3人は世界的にもすばらしい選手なのでそこが鍵になる。時間があれば何でもできる選手たちなので、時間とスペースを与えないことがいちばん重要だ。ボールを奪いに行く回数をより増やしたい」と話しました。
そのうえで「これまでのワールドカップで経験値がたまっている中で、ベスト8に4回目の挑戦になるし、前回も悔しい経験をしている。今までのすべての経験を僕らが生かさないといけない」と話していました。
そのうえで「これまでのワールドカップで経験値がたまっている中で、ベスト8に4回目の挑戦になるし、前回も悔しい経験をしている。今までのすべての経験を僕らが生かさないといけない」と話していました。
堂安律「すごく落ち着いた気持ち」

初戦のドイツ戦と第3戦のスペイン戦でいずれも同点ゴールを挙げた堂安律選手は「2点取ったことはもう忘れてそれほどいい感覚でもなく、悪い感覚でもなく、すごく落ち着いた気持ちでいる」と話しました。
そして、クロアチアとの対戦に向けて「前回大会の決勝まで行っているすばらしい強豪だが、僕たちもドイツとスペインを倒しているという自信は間違いなく有利に働く。勝つことに意味があると思うのでどんな方法を使ってでも勝利をもぎ取りたい。みんな覚悟はできているし、このままでは帰れない。しっかり準備してすべてを出し切る」と意気込んでいました。
そして、クロアチアとの対戦に向けて「前回大会の決勝まで行っているすばらしい強豪だが、僕たちもドイツとスペインを倒しているという自信は間違いなく有利に働く。勝つことに意味があると思うのでどんな方法を使ってでも勝利をもぎ取りたい。みんな覚悟はできているし、このままでは帰れない。しっかり準備してすべてを出し切る」と意気込んでいました。
鎌田大地「勝てるチャンスはたくさんある」
ここまですべての試合に出場している鎌田大地選手は1次リーグの戦いを振り返って「自分たちが成長しているのかどうかはわからないが、強豪とワールドカップという大きな舞台で戦ってしっかり勝ち切れているのは間違いなく過去にはなかったことだ。強豪相手に対してもできるということを世界に証明することができている」と話しました。
そして、前回、準優勝のクロアチアとの試合に向けては「世界的に有名な選手もたくさんいるし、チームとしても個人としてもクオリティーがあるチームではあると思うが、勝てるチャンスはたくさんあると思う。しっかりチームとしてよい戦いをして、いい結果につながればいい」と意気込んでいました。
そして、前回、準優勝のクロアチアとの試合に向けては「世界的に有名な選手もたくさんいるし、チームとしても個人としてもクオリティーがあるチームではあると思うが、勝てるチャンスはたくさんあると思う。しっかりチームとしてよい戦いをして、いい結果につながればいい」と意気込んでいました。
冨安健洋「無失点で抑えたい」
ドイツ戦で足を痛めた冨安健洋選手は2日のオフをプールでの運動などでリカバリーにあてたといい「スペイン戦に出ていいコンディションの調整になったと思うし、次はよりいいコンディションで臨めると思う」と話しました。
そして初めてのベスト8をかけて戦う5日のクロアチア戦へ向けては「前回準優勝のチームだし本当に粘り強く全員が走ってハードワークするチームだと思う。中盤の選手のクオリティーが高いと感じている。しっかりとチームで協力しながら無失点で抑えたい」と意気込んでいました。
そして初めてのベスト8をかけて戦う5日のクロアチア戦へ向けては「前回準優勝のチームだし本当に粘り強く全員が走ってハードワークするチームだと思う。中盤の選手のクオリティーが高いと感じている。しっかりとチームで協力しながら無失点で抑えたい」と意気込んでいました。
浅野拓磨「チームのために走る」
浅野拓磨選手はクロアチア戦に向けて「どういう試合展開になるかは読めないが、ボールを奪った瞬間やボールを握っているときに攻撃のチャンスがやってくる。自分がピッチに入ったらチームのために走ることと、スペースを突いてゴールに向かっていく姿勢は常に準備しておきたい」と話しました。
次の試合に勝てば史上初のベスト8となることについて「日本がなかなか破れない壁が目の前まで来ているが、とにかく自分がやれることを全力でやることに集中してプレーしたい。ベスト8もあくまで一つの目標であって、とにかく目の前の試合に全部をぶつけたい」と話していました。
次の試合に勝てば史上初のベスト8となることについて「日本がなかなか破れない壁が目の前まで来ているが、とにかく自分がやれることを全力でやることに集中してプレーしたい。ベスト8もあくまで一つの目標であって、とにかく目の前の試合に全部をぶつけたい」と話していました。
谷口彰悟「もう1回みんなで気持ちを引き締める」
スペインとの試合でワールドカップ初出場を果たした、ディフェンダーの谷口彰悟選手は「スペイン戦は緊張もしたが、その余裕もないくらい相手が強くてうまかったので自然に集中力が高まった。準備してきたものをしっかり出すだけだと覚悟を持ってピッチに立つことができた」と振り返りました。
クロアチア戦へ向けては「スペインやドイツほどオーガナイズされた様子はあまり見えないが、それでも高い個人の能力をどんどん生かしてくるようなチームだと思う。スペイン戦よりも集中して戦わないと簡単には勝てないと感じている。もう1回みんなで気持ちを引き締めて一丸となって戦いたい」と意気込んでいました。
クロアチア戦へ向けては「スペインやドイツほどオーガナイズされた様子はあまり見えないが、それでも高い個人の能力をどんどん生かしてくるようなチームだと思う。スペイン戦よりも集中して戦わないと簡単には勝てないと感じている。もう1回みんなで気持ちを引き締めて一丸となって戦いたい」と意気込んでいました。