世界ランキング1位で優勝候補のブラジルと決勝トーナメント進出には勝利が最低条件のカメルーンの試合は、ドーハ近くにあるルサイルスタジアムで、日本時間の3日午前4時から行われました。
すでに1次リーグを突破を決めているブラジルは、先発メンバーを前の試合から9人も入れ替えて臨みました。
それでもブラジルは選手層の厚さを見せて序盤からボールを支配し、カメルーンゴールに迫りましたがチャンスを生かすことができず、両チーム無得点で前半を終えました。
後半も、ブラジルは攻め続けましたが、カメルーンのゴールキーパー、デビス・エパシ選手の好セーブにも阻まれ、得点を奪うことができませんでした。
そして試合終了間際にカメルーンのビンセント・アブバカル選手にヘディングシュートを決められ、ブラジルが0対1で敗れました。

ワールドカップ ブラジル敗れるも グループ1位で決勝T進出
サッカーワールドカップカタール大会の1次リーグ、グループGのカメルーン対ブラジルは、ブラジルが0対1で敗れ、1次リーグでの無敗記録が「17」で止まりましたが、グループ1位で決勝トーナメントに進出しました。
【詳しいデータはこちら】カメルーン1-0ブラジル


この結果、ブラジルは2勝1敗となり、勝ち点6でスイスと並びましたが、得失点差で上回って、グループG、1位での決勝トーナメント進出を決めました。
ブラジルが1次リーグの試合で敗れたのは、1998年フランス大会でノルウェーに敗れて以来で、ブラジルの1次リーグでの無敗記録は「17」で止まりました。
一方のカメルーンは1勝1敗1引き分けで勝ち点を4に伸ばしましたがグループ3位となり、1990年イタリア大会以来32年ぶりの決勝トーナメント進出はなりませんでした。
ブラジルが1次リーグの試合で敗れたのは、1998年フランス大会でノルウェーに敗れて以来で、ブラジルの1次リーグでの無敗記録は「17」で止まりました。
一方のカメルーンは1勝1敗1引き分けで勝ち点を4に伸ばしましたがグループ3位となり、1990年イタリア大会以来32年ぶりの決勝トーナメント進出はなりませんでした。

ブラジル ファビーニョ「きょうの試合は危険だった」
ブラジルのファビーニョ選手は「きょうの試合は危険だった。私たちも多くのチャンスを作り出し、プレーで彼らを上回ったが、相手を仕留めないと、たったひとつのチャンスでひっくり返されるし実際にそうなった」と反省しました。
そのうえで「幸いにも1位でグループを突破できたし、この負けで大会から敗退する訳ではない。次の試合では特に前線で、より現実なプレーを目指して注意を払っていきたい」と話していました。
そのうえで「幸いにも1位でグループを突破できたし、この負けで大会から敗退する訳ではない。次の試合では特に前線で、より現実なプレーを目指して注意を払っていきたい」と話していました。
ブラジル ダニ・アウベス「ここからは一切のミスが許されない」
ブラジルのダニ・アウベス選手は敗れたカメルーン戦について「簡単に勝てる相手などどこにもいないこと、チャンスを作り続けても、ひとつの小さなミスで相手に決められてしまうことなど、私たちはこの教訓から学ばなければいけないし、変わっていかなければならない」と話しました。
そのうえで、1回戦で韓国と対戦する決勝トーナメントについて「ここからは一切のミスが許されない。きょう起きたことは警鐘となった」と気を引き締めていました。
そのうえで、1回戦で韓国と対戦する決勝トーナメントについて「ここからは一切のミスが許されない。きょう起きたことは警鐘となった」と気を引き締めていました。