ワールドカップ 三笘 “VAR判定が物議”海外メディア

日本対スペインの試合で、三笘選手がゴールライン際から蹴ったボールがVAR=ビデオ・アシスタント・レフェリーと呼ばれる審判によるビデオ判定でラインを越えていないと判定されたことをめぐり、海外のメディアは、この判定が物議を醸していると伝えています。

スペインのスポーツ紙「アス」は「サッカー界に衝撃、だれも理解できなかった日本代表のゴールの正当性」という見出しで判定について特集する記事を掲載しています。

記事では「ワールドカップでこれまでにもっとも物議を醸したプレーだ。スペイン全体が日本の2点目のプレーを有効だと思っていなかった。FIFAが提供した4つの画像の中でボールがラインを越えていないと疑う余地を残すものは1つだけだ。ほかの3つの画像ではボールが完全に出ているのが明らかなようだ」と判定が大きな論争になっていると伝えています。

またドイツのサッカー専門誌「キッカー」は「ボールは出ていたか?」という見出しで日本の2点目の判定について伝えています。

記事では「日本はスペインに2対1で勝利した。しかし勝利のゴールは議論を引き起こした」とか「日本の2点目はVARの結果、ゴールが認められた。ボールはライン上に数ミリしかなかったかもしれない、非常にきわどい判定だった」などと伝えています。