一方、35ホールドポイントをあげて初めての最優秀中継ぎのタイトルを獲得した5年目の平良海馬投手は、来シーズンの起用方針が納得できないとして保留しました。
平良投手は「3年前から先発をしたいとずっと伝えてきた。来シーズンは中継ぎではなく、最初から投げて試合をコントロールする先発をしたい」と話していました。

西武 初の打点王も 山川穂高 推定年俸2億7000万円で契約更改
プロ野球 西武で、41本のホームランを打って3年ぶりにホームラン王のタイトルを獲得し、初めての打点王にも輝いた山川穂高選手が、いずれも推定で1億4000万円アップの年俸2億7000万円で来シーズンの契約を更改しました。
山川選手は9年目の今シーズン、129試合に出場してホームラン41本、90打点の成績を残し、3年ぶり3回目のホームラン王と初めて打点王のタイトルを獲得しました。
また、ファーストで3年ぶりにベストナインを受賞しました。
山川選手は2日、埼玉県所沢市の球団事務所で球団と交渉し、いずれも推定で1億4000万円アップの年俸2億7000万円で来シーズンの契約を更改しました。
山川選手は、「いい時期もあったが、けがに始まり9月は打てずに終わったので苦しいシーズンだった。その中でも、成績の悪かった過去2年の失敗を生かして試行錯誤しながらホームラン王をとれたことは価値がある」と話していました。
そのうえで、「来シーズンはキャリアハイを目指したい。ホームラン王は絶対に譲らないし、100打点以上を目標に掲げて2冠をとりたい」と意気込みを話しました。
初の最優秀中継ぎタイトル 平良は保留
