杉田総務政務官“生産性ない”表現を謝罪し撤回

杉田総務政務官は、過去にLGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちは「生産性」がないと論文で記したことなどについて、「配慮を欠いた表現だった」として、謝罪し、撤回しました。

杉田総務政務官は、過去に、
▽月刊誌の論文で、LGBTの人たちは「生産性」がないと記したほか、
▽みずからのブログに、国連の会議に参加した時のことについて、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などと掲載しました。

これについて杉田政務官は、2日の参議院予算委員会で「配慮を欠いた表現を反省している。松本総務大臣から、謝罪し撤回するよう指示があった。内閣の一員としてそれに従い、傷ついた方々に謝罪し、表現を取り消す」と述べました。

そして、「内閣の一員として、すべての人が生きがいを感じられる、多様性のある社会の実現に向けて努力していきたい」と述べました。

一方、先月30日に、国会で「日本には命に関わるひどい女性差別は存在しない」などと発言したことについて、「女性差別がより深刻な国があることを強調するための表現だった。日本でもDV=ドメスティックバイオレンスや性暴力によって、命を落とす女性がおり、発言を反省している」と釈明しました。

松本総務相「今後も必要に応じて指導を」

松本総務大臣は記者団に対し、杉田政務官に直接話を聞いたとしたうえで「内閣の方針に鑑み、傷ついた方々に謝罪し、そうした表現を取り消すよう申し渡した」と明らかにしました。

そして、「杉田政務官は、つたない表現で人を傷つけてしまったことを重く受け止め反省しており、内閣の一員として、私の指示に従う立場だと理解しているということだった。今後も必要に応じて、指導したい」と述べました。

世耕参院幹事長「総務大臣などの指示で撤回 当然のこと」

杉田政務官が所属する自民党安倍派の幹部、世耕参議院幹事長は記者会見で「総務大臣などの指示を受けて、反省し、謝罪、撤回されたということだと思っている。当然のことだ」と述べました。