
ワールドカップで初の女性主審 副審も女性 ドイツ対コスタリカ
サッカーワールドカップ カタール大会の日本と同じグループで、決勝トーナメント進出をかけて行われたドイツ対コスタリカの試合は、ワールドカップ史上初めて女性の審判員が主審を務めました。
サポーターからは、もっと女性の主審を増やすべきだといった声が聞かれました。
カタール北部のアルバイトスタジアムで行われたドイツ対コスタリカの試合では、フランスのステファニー・フラパールさんがワールドカップ史上初めて女性の主審を務め、副審の2人も女性が担当しました。
試合はドイツが前半、1対0とリードして折り返したあと、後半に一時逆転され、最後は再逆転して4対2で勝つという劇的な展開になりました。
試合のあとドイツサポーターの女性は「女性にとって誇りに思うし、見ていてうれしかった。これからもっと女性が主審を務める試合が増えるべきで、4年後には半分の試合で女性が主審を務めてほしい」と話していました。
また、コスタリカサポーターの男性は「主審は性別に関係なくいつも文句を言われるので、彼女は最初はナーバスだった。これからもっと女性が主審を務めるように進めれば自信がつくと思う」と話していました。
一方、日本が決勝トーナメントに勝ち進んだことについてコスタリカサポーターの女性は「日本は勢いがあって自分たちを信じているので準決勝まで勝ち上がると思う。日本のファンも大好きなので最後まで勝ち残ってほしい」と期待していました。