国際

米 11月の雇用統計 市場予想上回る FRBの政策判断などに関心

アメリカの11月の雇用統計が発表され、農業分野以外の就業者は前の月と比べて26万人余り増加し、市場の予想を上回りました。失業率も低い水準で、依然として人手不足が続いていることが示された形です。
アメリカ労働省が2日発表した先月の雇用統計によりますと、農業分野以外の就業者は前の月と比べて26万3000人増加しました。

20万人程度の増加を見込んでいた市場の予想を上回りました。

また失業率は3.7%で前の月と同じ低い水準が続いています。

さらに労働者の平均時給は
▽前の年の同じ月と比べて5.1%増え
▽前の月と比べても0.6%の増加となりました。

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会による急速な利上げにも関わらず、依然として人手不足と賃金の上昇が続いていることが示された形です。

人手不足が解消しなければ賃金上昇によるインフレ圧力は続くことになります。

FRBのパウエル議長は11月30日の講演で「インフレを抑えこむことができる金利の水準が近づくにつれて利上げのペースを緩めることは理にかなっている」として早ければ今月13日から開く会合で利上げ幅を縮小することを示唆していました。

今回の雇用統計をうけてFRBの政策判断や今後の金利水準の見通しをどのように示すかが焦点になります。

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