KDDI auで「スターリンク」活用開始 離島など圏外エリア解消へ

KDDIは、イーロン・マスク氏が率いるアメリカの宇宙開発企業、スペースXが手がける「スターリンク」と呼ばれる衛星通信網を、自社の携帯電話サービスに活用する運用を1日から開始しました。
離島など携帯電話が圏外となるエリアの解消を順次、進めていく計画です。

KDDIは去年9月にスペースXと業務提携し、宇宙空間に多数の衛星を配置した通信網「スターリンク」と、自社のauの携帯電話の回線を組み合わせ、離島や山間部など、圏外となっているエリアの解消を進めていく計画です。

この運用を1日から開始し、静岡県熱海市の初島では両社の幹部が出席して式典が開かれ、高速の衛星通信で東京と結んで、ビデオ会議を行うデモンストレーションが公開されました。

会社では、全国およそ1200の基地局で、順次、運用を進めていく計画で、自然災害によって基地局が被害を受けた際にもバックアップの役割を担うとしています。

式典のあと、KDDIの高橋誠社長は「すべての地域で携帯を使えるようにするのは非常に重要で、今回の提携で一歩前に進めることができた。災害時などにも利用を拡大していきたい」と話していました。

NTTドコモやソフトバンクも衛星通信の活用を進める方針で、各社の間で圏外のエリアの解消や、災害対策を強化する動きが出ています。