ワールドカップ アルゼンチン グループ1位で決勝Tへ グループC

サッカーワールドカップカタール大会の1次リーグ、グループCのポーランド対アルゼンチンはアルゼンチンが2対0で勝って、グループの1位で決勝トーナメント進出を決めました。

グループCで首位のポーランドと2位のアルゼンチンの試合は、日本時間の1日、午前4時からカタールの首都ドーハにあるスタジアム974で行われました。
試合は序盤からアルゼンチンがボールを支配して、前半38分には、リオネル・メッシ選手がクロスボールを競り合った際に、ゴールキーパーの手が顔に当たるファウルでペナルティーキックを獲得してみずから蹴りましたが、シュートをとめられて、前半は得点なく折り返しました。
しかし、アルゼンチンは後半開始直後にアレクシス・マックアリステル選手が右サイドからの低いクロスボールに右足で合わせて先制しました。
後半22分にはペナルティーエリア内でパスを受けたフリアン・アルバレス選手がシュートを決めて追加点をあげ、アルゼンチンが2対0でポーランドに勝ちました。

優勝候補のアルゼンチンは第1戦でサウジアラビアに敗れましたが、メキシコとポーランドに連勝し、1次リーグは2勝1敗で勝ち点「6」として、グループCの1位で5大会連続の決勝トーナメント進出を決めました。

アルゼンチン アレクシス・マック アリステル「勝利は重要」

アルゼンチンの先制点をあげたアレクシス・マック アリステル選手は「前半は点を入れることができず、ずっとチャンスをうかがっていて、後半になってゴールを決められた。個人的にはうれしいが、大切なことは決勝トーナメントにいけることだ」と振り返りました。

そのうえで「最初の試合で敗れたあと、どうしても勝たなければいけないとわかっていたし、グループ1位で勝ち抜くこともチームの目標だったので、きょうの勝利はとても重要なものだった」と話していました。
一方、敗れたポーランドは1勝1敗1引き分けの勝ち点「4」でメキシコと並びましたが、得失点差で2位になり、決勝トーナメント進出が決まりました。

グループC アルゼンチンとポーランドが決勝Tへ

1次リーグのグループCはすべての試合を終えて、アルゼンチンが1位、ポーランドが2位となり、決勝トーナメントに進出しました。

3位のメキシコと4位のサウジアラビアは1次リーグ敗退となりました。

グループCの第3戦ではポーランドは0対2でアルゼンチンに敗れて、メキシコは2対1でサウジアラビアに勝ちました。

この結果、両チームは1勝1敗1引き分けとなり勝ち点「4」で並びましたが、1次リーグ3試合での得失点差はポーランドがゼロだったのに対して、メキシコはマイナス1で、この差で順位が決まりました。