
日本バドミントン協会 新会長に中村新一氏が就任へ
元職員の着服など不祥事が続いた日本バドミントン協会の新たな会長に中村新一氏が就任することになりました。
日本バドミントン協会では元職員の着服や補助金の不正な申請など、不祥事が相次いだことから管理監督責任をとるとして、関根義雄会長など協会の幹部が辞任しました。
これを受けて30日、都内で開かれた臨時の理事会の結果、新たな会長に中村新一氏、また、専務理事に毛利達彦氏が就任することになりました。
任期は理事選が行われる来年6月までです。
協会では、ガバナンスを強化するため外部理事と女性理事の割合を増やすほか、事務局の機能強化や運営スキルの向上を図るとしています。
また今後、外部から新たな会長の招へいを目指すということです。
中村新会長は「多様な人材の登用や管理監督の強化など、皆様から信頼していただくためには大改革が必要となる。意見を受け止めて仕事で結果を出すことで、協会運営を立て直したい」と話していました。