ワールドカップ イングランドが決勝トーナメントへ グループB

サッカーワールドカップカタール大会の1次リーグ、グループBのウェールズ対イングランドはイングランドが3対0で勝ち、グループの1位で決勝トーナメントに進みました。

試合はドーハ近くにあるアハマド・ビン・アリスタジアムで日本時間の30日午前4時から行われました。
前回大会ベスト4のイングランドは後半開始早々、今大会初めて先発メンバーに抜てきされたマーカス・ラッシュフォード選手がフリーキックを直接決めて先制点を奪いました。

その1分後にも相手ディフェンダーから高い位置で奪ったボールをハリー・ケイン選手がつなぎ、同じく今大会初先発のフィル・フォデン選手があわせて追加点をあげました。
後半23分にはロングパスを受けたラッシュフォード選手がドリブルで持ち込み、この試合2得点目となるゴールを決めて3対0で勝ちました。

初先発の選手が結果を出したイングランドは1次リーグ、2勝1引き分けの勝ち点7としてグループの1位で決勝トーナメントに進みました。

決勝トーナメント1回戦ではグループAの2位、セネガルと対戦します。
一方、ウェールズは64年ぶり2回目のワールドカップ出場でしたが、今大会で勝利はなく、グループ4位で全試合を終えました。

ラッシュフォード「人生で最大で最高の瞬間」

この試合、2得点をあげたイングランドのマーカス・ラッシュフォード選手は「とても良い気分だ。こういう瞬間のためにをサッカーやってきた。人生で最大で最高の瞬間だし、決勝トーナメントに進出できて本当にうれしい。イングランドは大きな目標があるのできょうよりもっと良い試合ができると思う」と話していました。

そして、先制ゴールとなったフリーキックについて「落ち着いて練習どおりやるだけだった。フリーキックが決まることは頻繁には無いけれどきょうは決まってくれてうれしい」と喜んでいました。