スカイマーク システムトラブル復旧も51便に欠航や遅れ

航空会社のスカイマークで29日朝、予約や運航に関わるシステムが稼働できないトラブルがあり、すでにシステムは復旧していますが、機材繰りなどの影響で羽田空港を発着する便など全国の51便に欠航や遅れが出ています。

スカイマークによりますと、29日未明、予約や決済などを行う運航システムのメンテナンスを行っていた際に不具合が見つかり、作業の終了が遅れるトラブルがありました。

このため、チェックインができない状態となり、始発便を中心に遅れが出たということです。

システムは午前8時までに復旧していますが、便の遅れにより機材繰りなどに影響が出ていて、スカイマークによりますと、午前11時現在、全国の8便が欠航し、43便が最大で3時間半ほど遅れているということで、およそ6000人に影響が出ているということです。

羽田空港では、午前9時前、搭乗を待つ人の長い列ができていました。

スカイマークでは、今後の便にも遅れなどが見込まれることから、ホームページで最新の情報を確認してほしいとしています。

利用客「空港に来てから2時間ぐらい待っています」

羽田空港の出発ロビーで搭乗手続きを待っていた男性は「仕事で鹿児島に向かう予定でした。アナウンスもなく、何が起こっているのかわかりませんでしたが、聞くとシステムトラブルとということでした。搭乗やチェックイン、荷物預かりで、それぞれ行列ができていて、空港に来てから2時間ぐらいは待っています」と話していました。