NY原油市場 ことし最安値更新 「ゼロコロナ」抗議活動の影響で

28日のニューヨーク原油市場では、中国の「ゼロコロナ」政策への抗議活動の影響で、原油の需要が落ち込むとの見方から国際的な原油の先物価格が一時、1バレル=73ドル台まで下落し、ことしの最安値を更新しました。

28日のニューヨーク原油市場では、国際的な原油取り引きの指標となるWTIの先物価格が一時、1バレル=73ドル台まで下落し、ことしの最安値を更新しました。

背景には、厳しい行動制限を伴う中国の「ゼロコロナ」政策への抗議活動が相次いでいることで経済が減速し、原油の需要が落ち込むとの見方が広がってることがあります。

原油市場では、その後、主な産油国でつくるOPECプラスが、来月4日に予定している会合で減産に踏み切るのではないかとの観測が出たことなどから一時、1バレル=77ドル台まで上昇するなど荒い値動きとなっています。

市場関係者は「中国で今後、原油の需要がどこまで落ち込むのかや、OPECプラスが次回の会合で示す原油の生産方針に市場の関心が集まっている」と話しています。