出生数初の80万人下回る可能性“総合的対策進める” 官房長官

ことしの日本人の子どもの出生数が統計開始以来、初めて80万人を下回る可能性があると指摘されていることについて、松野官房長官は、危機的な状況だとして結婚から妊娠・出産、子育てとライフステージに応じた総合的な対策を進める考えを示しました。

厚生労働省によりますと、ことし1月から9月までに生まれた子どもの数は外国人も含めた速報値で59万9000人余りと、去年よりおよそ3万人減少し、今のペースのまま推移すれば、日本人の子どもの出生数は、国の統計開始以来、初めて80万人を下回る可能性があります。

これについて松野官房長官は、午前の記者会見で、危機的な状況だと指摘したうえで、背景には、個人の結婚や出産・子育ての希望の実現を阻むさまざまな要因が複雑に絡み合っているという認識を示しました。

そのうえで「結婚や妊娠・出産への支援、男女ともに仕事と子育てを両立できる環境の整備、それに子育て世帯への経済的な支援など、ライフステージに応じた総合的な少子化対策を進めていく」と述べました。