国際

90年前のウクライナ大飢きん 東京で犠牲者を追悼する式典

90年前、旧ソビエトの一部だったウクライナで大飢きんの犠牲となった、数百万人の市民を追悼する式典が都内で開かれました。
ウクライナは旧ソビエト時代の1932年から翌年にかけて大飢きんに襲われ、数百万人が亡くなったとされ、ウクライナ政府は当時のスターリン政権が人為的に引き起こした「飢えによる虐殺」=ウクライナ語で「ホロドモール」と呼んでいます。

毎年11月の第4土曜日が「ホロドモール」の犠牲者を追悼する日とされていることから、都内の教会でも26日、追悼式が執り行われました。

式にはことし2月、ロシアによる軍事侵攻が始まったあと、日本に避難してきたウクライナ人など、70人余りが参加しました。

聖職者の祈りが響く中、参加者は時折、胸の前で十字を切りながら、「ホロドモール」や軍事侵攻の犠牲となった人々を悼みました。
参加したウクライナのコルスンスキー駐日大使は「軍事侵攻と同じようなことが90年前にも起きており、ロシアがウクライナを攻撃するのは今回が初めてではない。われわれは勝利するまで全力を尽くさなければならない」と述べました。

またウクライナ軍の元兵士で、5月に来日したという男性は「ウクライナ人にとって、とても大切な日なので毎年参加している。勝利のために祈りをささげた」と話していました。

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