岸田首相 5回目ワクチン接種“重症化予防効果高く接種検討を”

岸田総理大臣は、東京 大手町の自衛隊の大規模接種会場で、新型コロナワクチンの5回目の接種を受けました。オミクロン株に対応したワクチンであり、従来のものよりも重症化予防効果が高いとして、前向きに接種を検討するよう呼びかけました。

岸田総理大臣は、新型コロナワクチンの5回目の接種を受けるため、25日夜、東京 大手町の合同庁舎に設けられた自衛隊の大規模接種会場を訪れました。

会場では医師の資格を持つ自衛隊員の問診を受け、隊員から「過去4回の接種で、強い副反応はありましたか」と聞かれたのに対し、「翌々日ごろまで熱が出たことがある」などと答えていました。

そして、シャツの袖をまくり上げ、腕に針を刺したあと、しびれがないことを確認しながら接種を受けました。

今回、岸田総理大臣が接種したのは、3回目と4回目に続きモデルナのワクチンで、オミクロン株に対応したものです。

接種を終えた岸田総理大臣は、記者団に対し「オミクロン株対応のワクチンは従来のものに比べても重症化予防効果が高いと言われている。冬は受験や帰省など、国民にとっても大切な時期だ。ぜひ前向きに接種を受けてもらい、大事な人や自分自身を守ることにつなげてほしい」と呼びかけました。