関西電力 高浜原発3号機と4号機の運転期間 20年間延長を申請へ

関西電力は、運転開始から37年が経過した福井県高浜町にある高浜原子力発電所3号機と4号機について、原則40年とされる運転期間の、20年間の延長を国に申請する方針を明らかにしました。

東京電力 福島第一原発の事故のあと、原発の運転期間は、法律で原則40年に制限されていますが、高浜原発3号機と4号機は、運転開始から37年が経過していて、関西電力はことし9月から一度にかぎり認められる延長の申請に必要な「特別点検」を行っていました。

関西電力は25日、福井県に対し、この「特別点検」が終了し、原子炉の劣化状況などに異常が確認されなかったと説明したうえで、運転期間の20年間の延長を原子力規制委員会に申請する方針を示しました。

これまでに、原子力規制委員会の審査に合格し運転延長が認められたのは、関西電力の美浜原発3号機や、高浜原発1号機と2号機など、全国で4基となっています。

一方、政府は、最長60年とされている運転期間のさらなる延長を可能にすることを検討していて、原子力規制委員会も、新たな安全性確認の制度作りを進めていますが、関西電力は、残り3年に迫った運転期間を考え、現時点では、現在の制度の下で申請する方向で検討しているとしています。