中国人民銀行 10兆円規模の追加金融緩和 預金準備率引き下げ

中国の中央銀行は、日本円で10兆円規模を市場に供給する追加の金融緩和を行うと発表しました。
新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、厳しい行動制限をともなう「ゼロコロナ」政策の影響を受ける企業の資金繰りを下支えするねらいです。

中国の中央銀行、中国人民銀行は、25日、金融機関から強制的に預かる資金の比率、預金準備率を来月5日から主な金融機関を対象に0.25%引き下げる追加の金融緩和を行うと発表しました。

これによって金融機関が中国人民銀行に預ける資金が減り、貸し出しに回る余力が増すことになります。

預金準備率の引き下げは、ことし4月以来で、今回の引き下げによっておよそ5000億人民元、日本円で10兆円規模の追加の金融緩和になるとしています。

中国人民銀行が追加の金融緩和に踏み切るのは「ゼロコロナ」政策で経済が停滞する中、企業の資金繰りを下支えするためです。

中国では、新型コロナの感染が再び拡大し、24日一日の感染者数が過去最多を更新しました。

厳しい行動制限が各地で実施され、人の流れが止まり、企業業績にも悪影響が及ぶことが予想されています。