大相撲 九州場所 序二段 元十両の朝志雄が全勝優勝

大相撲九州場所の序二段は、三重県出身で元十両の朝志雄が7戦全勝で、けがからの復帰場所で優勝しました。

高砂部屋の朝志雄は13日目の25日、宮城野部屋の大谷と6戦全勝どうしで対戦しました。押し相撲が得意な力士どうしの一番は激しい押し合いとなりましたが、朝志雄がタイミングよくはたき込んで7戦全勝で優勝しました。

朝志雄は三重県志摩市の28歳。東洋大出身で全国学生相撲選手権ベスト4の実績で、平成29年の春場所に三段目100枚目格付け出しで初土俵を踏み、ひざのけがの影響で一時は序ノ口まで番付を落としましたが、手術を経て復帰し、去年の秋場所で十両に昇進しました。

しかし、1場所で幕下に陥落し、ことし2月に再びひざを手術したあとは休場が続き、西の序二段60枚目まで下がった今場所、5場所ぶりに出場しました。持ち味の突き押し相撲で白星を重ねた朝志雄は「久しぶりに7番を取り切れたのがいちばんほっとした。その中で勝ちを積み上げて優勝できてうれしい」と喜びを話しました。

休場明けの場所で優勝したことについては「休場中は悔しい思いもしたが、師匠も『焦らないでいい』と言ってくれて、焦りすぎず自分のペースで稽古ができた」と振り返りました。

今後に向けては「関取に戻りたいし、その上にまだまだ番付がある。先を見すぎるのはよくないが、いい相撲を取ることで結果がついてくると思う」と意気込みを示しました。